英誌「エコノミスト」のウェブサイトにはこのほど、過去35年にわたる市場改革を経て、中国が再び世界最大の経済体となるのは時間の問題だ、という内容の記事が掲載された。
この記事は、中国経済の成長率と米国経済の成長率、中国の物価変動、米国の物価変動、中米間の為替レートに基づき、中国が2021年に再び世界最大の経済体となると予測している。
注意すべきなのは、この予測が、ここ数年海外でよく話題となっている「中国のGDPがまもなく米国を超える」という報道の一部にすぎないということだ。
「米国超え」報道は中国に負担を押し付けるため?
「中国経済は2021年に米国を超える」という海外メディアの予測について、商務部研究院国際市場研究部の白明・副主任は中国新聞網の記者に対し、この予測は、中国経済が減速せず米国経済が加速しないと仮定して単純計算して得られたもので、この仮定にはっきりとした根拠はないと指摘する。