中国鉄道総公司が成立して1年余り、同社は世界最高の輸送効率を確立しただけでなく、サービス面の向上にも力を入れてきた。インターネットや電話によるチケット販売が現在の主流となり、切符売り場が人であふれかえる情景は過去のものとなった。貨物部門の改革も進んだ。輸送計画の申請から車両手配までの複雑な手続きが廃止され、ドアツードアの全工程物流が実現。料金の一括徴収制度も厳格に実施されている。
鉄道の投融資改革も深く進行している。蒙西-華中鉄道や川南城際鉄道など、民間資本へのプロジェクト(試行)の開放の意味するところは、独占性の高い鉄道システムにおいて、改革が深いレベルにまで達したということである。
李総理は、「1年余の実践が証明するように、鉄道総公司の改革は成功した」と賞賛。改革は鉄道管理体制を最適化し、鉄道輸送体制の市場化を確立した。さらに鉄道生産力を開放し、改革ボーナスもあふれた」と述べた。