李総理はこれまで中国の鉄道建設に大きな関心を持ち続けてきた。外国訪問の度ごとに中国鉄道の「海外進出」に全力で取り組んできた。外国メディアからは、中国鉄道の「セールス隊長」と呼ばれ、現場の調査研究の際には、施工現場に何度も足を運び職員を慰問した。
李総理によれば、鉄道は単なる経済・発展プロジェクトでなく、民生プロジェクトなのだという。かつて湖南省の滬昆鉄道の施工現場では、「この鉄道建設は、西部の人々の東部地区との時間的・空間的距離を縮めるだけでなく、先進地区との心理的距離も短くするものである。彼らと中国全体の近代化プロセスと一体化させることに役立つものだ」と述べている。
李総理はさらに鉄道改革が国有企業改革にもたらす意義についても重視している。鉄道総公司の視察時には、引き続き投融資体制改革と管理体制改革を深化させ、経済効果を高め、資源配分を最適化し、改革の力を最大限あわせるように要望した。