中国株式市場では、中信交通運輸指数が過去5営業日で10.34%上昇し、伸び率は国防・軍需産業に次ぐ2位につけ、上海総合指数の1.09%の伸び率を大幅に上回った。
内訳を見ると、港湾、航空セクターは政策から後押しを受け強い伸びを示し、指数上昇をけん引する重要な力となった。港湾指数は過去1年間で、100%弱の上昇率を記録している。
アナリストは、「これは港湾セクターの株がやや強きの上昇トレンドに入ったことを意味するものである。市況の好転に伴い、この流れは業績の望ましい高速道路や鉄道運営セクターに広がる可能性もある。業績好調と低バリュエーション株には、多くの投資のチャンスがある」と指摘する。
「中国証券報」より 2014年9月15日