広東省の億万長者、1万人で全国2位
民間調査機関・胡潤研究院は昨日、「2014中国資産家生活白書」を発表した。同白書によると、香港・マカオ・台湾を除く全国31省・直轄市・自治区の、1000万元以上の資産を保有する長者の数(以下、千万長者)が、2013年に前年比4万人増加(3.8%増)の109万人に達した。そのうち1億元以上の資産を保有する長者の数(以下、億万長者)は、2500人増(3.7%増)の6万7000人に達した。
同研究院は、中国の億万長者の数は今後3年間で7万3000人に、千万長者は121万人に達すると予想した。長者の増加は、主に経済成長と住宅価格の高騰によるものだ。
地域別に見ると、北京市在住の千万長者は8000人増の19万2000人、億万長者は600人増の1万1300人に達し、全国最多となった。広東省は18万人の千万長者と1万人の億万長者で2位。上海は15万9000人の千万長者と9100人の億万長者で3位。淅江省は13万3000人の千万長者と7800人の億万長者で4位。この4地域の千万長者は66万4000人に達し、全国の61%を占めた。