新華社上海支社と中国金融情報センターが作成した『上海国際水上運輸センター建設青書2014』は先般、上海で発表された。同青書は上海国際水上運輸センター建設の状況について説明し、東部地域が如何にして水上運輸事業の当該地域への移転を受け入れるかについて見解を示した。20日付中国証券報が伝えた。
同青書は上海の水上運輸関連の融資、水上運輸保険、水上運輸派生商品取引と水上運輸コンサルティングなど9つの現代水上運輸サービス業について詳細にまとめた。
同青書によると、上海主要金融機関の水上運輸業への与信枠が年平均30%以上の伸びを示し、ファイナンスリースも大きな発展を遂げた。水上運輸保険の面で、伝統的な船舶保険・貨物運送保険契約高は全国の1/4近くを占めるに至ると同時に、内陸河川の船舶が汚染責任保険などの試行も進んでいる。
「中国証券報」より 2014年10月20日