中国(連雲港)シルクロード国際物流博覧会が21日から23日にかけて、江蘇省連雲港市で開催されている。博覧会では、江蘇省が発起人となって設立されたシルクロード経済ベルト物流連携発展協力連盟が発足したほか、山東省、河南省、陝西省、甘粛省、青海省、寧夏回族自治区、新疆維吾爾(ウイグル)自治区など8省・自治区と江蘇省が共同で物流の連携発展に向けた協力についての意見を発表し、アジア・欧州エリアに通じる便利でスムースな物流ルートが構築されようとしている。
この博覧会は、国が「一ベルト一ロード」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)の建設を推進するために、新ユーラシア・ランドブリッジの国内部分の東部・中部・西部それぞれのポイントとなる3都市で行う3つの国際博覧会の一つだ。今回の狙いは、「一ベルト一ロード」建設における双方向の開放窓口および海と陸のターミナルという連雲港の役割を一層発揮させ、上海協力機構が共用の海への出口建設で新たな飛躍を遂げるよう後押しし、東西の各要素の地域の枠を越えた流動と配置の最適化を促進し、物流産業の情報フロー、技術フロー、人材フローを集結させることで、ひいては国の「一ベルト一ロード」戦略発展計画においてより多くの政策的メリットを獲得することを目指している。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月22日