第2の変化は、経済成長が減速しているにもかかわらず雇用が増加している点である。同副主任は「これが最も大きな変化である」という。「これこそが中国の経済構造調整がもたらした真の実質的変化である。このような状況において、成長率の1ポイントや0.5の低下にどうしてこだわる必要があろうか。
もっと別の面を見て、経済の大きな変化が何を示しているかを考えることである。雇用における大きな変化は、中国経済のけん引役がすでに第3次産業(サービス産業)に移ったことを示している」と指摘した。
第3の変化は、国際収支と輸出構造の調整である。「短期的に見ると、現在の中国の国際収支は貿易収支の黒字と資本収支の赤字が同時に存在している。これは国際収支がバランスに向かっていることを意味している」という。 このほか同副主任は、中国経済の需要と供給の面から中国経済の変化を次のように説明する。