中国経済に3大変化、成長重視から構造転換重視へ

中国経済に3大変化、成長重視から構造転換重視へ。

タグ: 中国経済 構造転換 成長重視

発信時間: 2014-10-23 13:44:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

▽需要サイドは依然旺盛 

「経済成長は中長期的には、供給量で決まる。すなわち労働、資本、生産性である。一方、経済成長における需要は、投資、消費、輸出からなる。中国のこの需要サイドを中長期的に見ると、工業化、都市化、農業化、情報近代化が進展すると見られる。今後これらの4つの要素が同時進行するとすれば、需要サイドからは経済成長に対して何も心配する必要はない」

▽問題は供給サイド 

需要は旺盛だが問題は供給量不足にある。まず労働力人口の減少である。人口予測によると2015年から2016年の人口増加率はゼロ。2012年の適齢労働人口は315万人減少した。その一方で毎年700万人の大学卒業生が増えており、雇用における構造的矛盾が起きている。適齢労働人口の減少は3~4早まっていると見られる。 

また高齢化の進行による貯蓄の減少も(資本の)供給量を減少させる要因だ。貯蓄の増加率が低下すれば減れば成長力も低下する。労働と資本の減少が供給面での大きな制約要因となっている。

 

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