複数の中国の商業銀行は現在、優先株の発行の準備を積極的に進めている。業界関係者は、「銀行の国内での優先株発行は、約1カ月後に実現される見通しだ。農業銀行は第1陣発行体の1つになる」としている。23日付中国証券報が伝えた。
中国四大国有商業銀行の1つである中国銀行は16日、「中国銀行はすでに海外優先株発行における価格決定を終えており、優先株を初めて発行した域内上場企業となった」と発表した。
中国銀行の優先株の最終的な発行規模は約400億元で、表面利率は6.75%、購入応募倍率は3.35倍。現在、農業銀行、浦発銀行、工商銀行、興業銀行、平安銀行などの銀行も優先株発行の準備中だ。
「中国証券報」より 2014年10月23日