中国国家能源(エネルギー)局筋は先般、策定中の第13次五カ年計画(2016―2010年)における中国の新エネルギー発展戦略について説明を行った。その中で、風力発電重視の方針が強調された。23日付中国証券報が伝えた。
同筋によると、風力発電は今後国家エネルギー構造の中で主体的地位を占めることになる。国内の風力発電の全体的な発展状況を鑑み、将来的には『三北地区』(東北・華北・西北地区)の大型風力発電所の送電能力を発掘し、陸地の低・中風速資源地区における風力発電プロジェクトの開発を推進することが重点に据えられる。業界から注目されている洋上風力発電については、『積極的・穏当』に方針転換されるという。
「中国証券報」より 2014年10月23日