3 各経済体の相互接続の青写真作成
呉副会長は、「今回のAPECでは、関連文書を通し、アジア・太平洋地域の各経済体全体をカバーし、太平洋東西両岸の全経済体のニーズにも対応し、ハードウエア、ソフトウェア、人と人との相互接続が可能な、今後長期にわたる発展に向けた青写真を作り上げる。相互接続とは、つまり、インフラの建設であり、経済成長のための重要な原動力でもあり、経済協力を促進するツールでもある」と述べた。
また、中国外交部(外務省)翻訳室の専門家である陳明明氏は、「相互接続とは、具体的には、高速鉄道・空港・埠頭・通信など各分野での相互接続を意味しており、中国政府が打ち出している『一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)』構想とも一致する」と指摘した。