不動産業者・華潤置地の北京地区ブランド担当の王簡氏は、「市場では最近、同業者、中古物件仲介店の店長やマネージャーらが、物件の確保を急いでいる。住宅価格は、底値に達した」と述べた。6日付中国証券報が伝えた。
多くの業界関係者は、監督管理層による「住宅消費の安定維持」に関する発言を受け、今後さらに不動産市場に有利な政策が発表されるという予想が強まっていると分析している。最も可能性の高い手段は、税金・費用の減免だ。不動産市場は今後、これまでの低迷期を抜ける可能性がある。しかしどの程度の回復を見せるかについては、銀行の関連貸付がどれほど提供されるかを見なければならないという。
「中国証券報」より 2014年11月6日