ブラジリア大学国際関係学部のある教授は、中国は最大の発展途上国と新興国市場国家の代表として、当面の世界経済の回復に原動力を提供し、ラテンアメリカ地域や世界経済への影響力が日増しに拡大していると評価し、中国の経済発展はラテンアメリカ諸国の経済的急成長をけん引し、その国々の貿易構造の変化をもたらしたと語った。
ドイツ国際問題研究所のある高級研究員は、これまでの20数年間、中国による国際参与の度合いが著しく高まり、ほぼ全ての重要な国際機関のメンバー国になっているし、世界各地における重要な投資家でもあると指摘し、「中国と一部の新興国がG20の重要なメンバー国になったという変化の背後に世界パワーの転移が見え隠れる。このことは世界統治の構図及び南南協力に重要な影響を及ぼす」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年11月13日