人口問題の解決が日本の経済問題のカギだ。人口の減少が続けば、経済政策や構造改革が帳消しになり、経済全体もますます弱体化していく。よって人口問題の解決こそが日本が苦境を脱する唯一の根本的な道になる。安倍政権が放った3本目の矢は優れた人材の移民をより多く受け入れることを提起するが、日本は優れた労働力に不足してはいない。足りないのは一般の労働力と消費者だ。日本は毎年50万人前後の移民を受け入れなければ人口減少のもたらす巨大な圧力に抗しきれない。だが日本社会は文化的問題への懸念が強く、移民の受け入れには相当の覚悟をしなければならない。この点が変わらなければ、日本経済は有効な脱出口を見いだせない恐れがある。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月14日