中国の中央農村活動会議が閉幕 5つのポイント
中国の中央農村活動会議が閉幕 5つのポイント。
タグ： 中国農村
発信時間： 2014-12-24 16:35:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
農業の産業化発展へ 「第6次産業」形成へ
会議では、農業の産業化発展が打ち出され、産業チェーンや価値チェーンなどの近代的な産業組織方式を農業に導入し、第1次・第2次・第3次産業の融合（「第6次産業」と呼ばれる）と相互作用を促進する方針が提出された。
「第1次・第2次・第3次産業の融合は農業発展の大きな流れとなっており、日本や韓国など東アジアの国ではすでに、比較的成熟した発展経験が得られている。現在、中国の一部地区の農業発展はこの段階に近づいており、農業の近代化の推進と質と効果の向上のための新たなチャンスとなっている」と、李国祥氏は指摘する。
土地に応じた適度な大規模経営へ 「探索、探索、さらに探索」
会議では、適度な大規模経営を発展させる方針が打ち出された。多様な方式を土地に応じて取り、基層部と大衆のパイオニア精神を発揮させ、「探索、探索、さらに探索」の実践を可能としなければならない。
「適度な大規模経営の発展は、農業近代化を実現するための必然的な道となる。先進国と比べると、中国の農業の労働生産性と機械化の程度は低く、その原因の一つは土地経営の過度の分散にあると考えられる。今回の会議で適度な大規模経営の発展が打ち出されたことは、農業生産のスケールメリットを生かし、農業の労働生産性を高め、第2次・第3次産業への雇用の移転を促すことにつながる」と、中国国際金融有限公司の農業アナリストを務める辺泉水氏は指摘する。
 |
|
 |
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
