中国証券監督管理委員会(証監会)の肖鋼主席は19日、国内企業の上場条件を緩和していく姿勢を示した。20日付中国証券報が伝えた。
肖鋼主席によると、中国証監会は中国本土企業の海外上場、とりわけ香港での上場を支援している。本土企業がより簡単に香港での上場を実現するため、証監会は許認可手続きの簡素化を図り、従来の審査項目を13項目から7項目まで削減した。例えば、香港上場予定の本土企業の規模に関する制限、黒字経営という条件を撤廃したことなどがある。将来的に、企業の国内上場においても黒字経営の条件が撤廃される。
「中国証券報」より2015年1月20日