中国国家外匯管理局(外匯局)が発表したデータから、中国銀行業代理為替決済で、2014年12月は699億元の売り越しとなったことが分かった。23日付中国証券報が伝えた。
同月、中国銀行業の為替決済関連の外貨購入額が1兆1401億元、外貨売却額が1兆1972億元で、571の売り越しとなった。うち代理為替決済における外貨購入額が1兆775億元、外貨売却額が1兆1474億元で、代理為替決済で699億元の売り越しとなった。
これについて、外匯局は「2014年、市場における市場主体の外貨売り意欲が減退し、外貨保有意欲が強まり、国境を跨る資金の流動は目立った」と指摘する。
「中国証券報」より2015年1月23日