中国で金利・預金準備率引き下げ観測が弱まる
中国で金利・預金準備率引き下げ観測が弱まる。
タグ： 中国金融
発信時間： 2015-01-25 10:18:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国の中央銀行である中国人民銀行は先ほど中期貸出制度（ＭＬＦ）を通じて資金を供給し、２２日にリバースレポを再開した。これらの措置は、中央銀行には２０１５年早々に預金準備率を全面的に引き下げるか、再度利下げに踏み切る意志がないことを示している。中央銀行は短期間内に、革新的なツールもしくは従来のその他の流動性管理ツールの使用を中心とする。２３日付中国証券報が伝えた。
近年、特に昨年より、金融革新および金融市場の発展の加速により、量の調整は数多くの課題に直面している。価格型調整メカニズムの改善と健全化の任務は複雑で、モデルチェンジ中の金融政策の量・価格のバランス調整が困難になっている。２０１４年、経済成長率の低下の圧力が拡大し、「資金調達コストの引き下げ」がマクロ調整のキーワードになり、中央銀行の利下げを促した。
中央経済活動会議、李克強総理のダボス会議での談話は、「的を絞った調整」を重視した。李総理は、「水を注ぐのではなく、事前の調整と微調整をより重視し、的を絞った調整をより良く実施することで、経済運営を合理的な区間内に収める」と表明した。中央銀行が昨年利下げに踏み切ってから、的を絞った調整が短期間内の金融政策の主要方針になった可能性がある。これに伴い革新的な流動性管理ツールと従来のツールが使用され、全面的な利下げや預金準備率の引き下げが見送られる。
 |
|
 |
コメント数:0最新コメント
コメントはまだありません。
一覧同コラムの最新記事
