米国が中国をWTOに提訴 不当な輸出補助金実施を主張

米国が中国をWTOに提訴 不当な輸出補助金実施を主張。

タグ: 中国をWTOに提訴

発信時間: 2015-02-15 16:24:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

米「ウォール・ストリート・ジャーナル」は12日、「今回の提訴は米国が中国以外の12カ国と『環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)』を締結したいことと関係がある。オバマ大統領は、国会に対して、国際貿易交渉をめぐるさらに多くの権利を自身に授けるよう申請している。その権利が実現すれば、オバマ大統領はTPPの貿易交渉において、さらに多くの自主决定権を得ることになる。中国との貿易をめぐる、保護対策を講じることで、オバマ大統領は国会議員の支持を取り付けたいのだろう」と分析する記事を掲載した。

その他、「米国は現在、量的金融緩和政策を終了させ、金利を上げる準備をしている。一方の日本や欧洲などは、量的金融緩和政策を大々的に実施しており、中国も金利の引き下げを実行している。スイスの中央銀行も最近、基準利率を0からマイナス0.1%に引き下げ、2016年下半期までは利息を引き上げないとしている。これにより、全面的なドル高となり、一方その他の主要な貨幣は軒並み相対的価値が下がる。米国は、そのような状態が長期間続くと、輸出に深刻な損害が及ぶことを懸念している。そのため、他の国の対外貿易に圧力をかける方法を模索している」との分析もある。

 

「人民網日本語版」2015年2月15日

 

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