中国製造業を代表する都市である泉州市は、中国工程院より「メード・イン・チャイナ2025」の第一番目のモデル都市である。蘇亜帥会長が総理を工場に案内し、最近売り出し中の部品を披露した。 ここで蘇亜帥会長が感心したのも、総理の専門的な質問だった。
「日本の主軸は3万回転が可能だが、国産はできるのか」。この質問に蘇亜帥会長は、「現在、国産の主軸で3万回転は問題ありません。ただし安定させるには2万7千回転が限度で、電気系統の問題を解決する必要があります」と答えた。
「総理は高性能部品に興味を持たれている」と蘇亜帥会長は記者に答えた。五軸制御工場において総理は立ち止まり、市場の詳しい現状を尋ねた。蘇亜帥会長は「現在、市場の95%以上の五軸制御マシニングセンタは輸入品が占めています。しかし現在生産しているこの製品は、我が会社が自主開発したもので、すでに大量生産を開始しており、販売状況も悪くありません」と説明した。