▽技術で健康管理・都市化分野に挑戦
日系企業が中国市場でのリーダーを選ぶ時には、「中国通」から選んで方針決定を任せることが多い。そういうわけで、在中国日系企業のリーダーには中国語が上手な人が多く、中国語学科出身の小久保中国総代表もその例に漏れない。
小久保中国総代表は過去30数年にわたり、中国の大都市をくまなく訪れ、中国市場や中国のニーズに対して彼ならではの深い理解を持っている。
小久保中国総代表は、「中国は他の国と事情が違うので、これまでのやり方を単純に模倣するわけにはいかない。中国独自の条件や使用時の特徴に基づいて開発を行わなければならない。そのためには中国の事情を理解する人が関係者に必要な知識や情報を伝える必要があり、これも私の仕事の一つだ」と述べた。