2、 人工甘味料アスパルテームに発がん性?
百事可楽(ペプシコーラ)傘下の健怡は、炭酸飲料を生産する際に使っていた発がん性があるとされている人工甘味料代糖「アスパルテーム」の代わりに、2015年8月より、人工甘味料であるTGSとアセスルファムカリウムを混ぜたものを使っている。
真相:
人工甘味料の発がん性はこれまで何度も指摘されてきた。しかし、アメリカ食品医薬品局(FDA)や欧州食品安全機関(EFSA)など、多くの権威ある機関が、アスパルテームは「安全」との見方を示し、一定量の使用であれば人体に害はないとしている。また、人体に害を及ぼしたケースや発ガンに至ったケースも報告されていない。注意を要するとすれば、アスパルテームにはアミノ酸の一種であるフェニルアラニンが含まれており、フェニルケトン尿症の患者は摂取してはいけない点だ。