「メイド・イン・チャイナ」は欧州やイタリアの人々にとって非常に魅力的だ。中国中車が欧州で一般人を対象とする展示会に参加するのはこれが初めてだが、欧州の人々の中国製高速鉄道に対する熱意は想像を上回るほどだった。20歳前後の若者は、「中国に時速500キロの高速鉄道があることを知っている。イタリアも早く中国製の高速鉄道が使えるようになればよいのだ」と述べた。中国航天科技集団公司の展示ブースの「玉兎号」(月面ローバー)のフルスケール模型は、イタリアの学生の興味を引いた。ある中学生は教員に対して、「本で見る中国は古いが、中国にこれほどすばらしい技術があるとは思わなかった。中国は現代的だ」と話した。