また同氏は「日経新聞」のインタビューでも、日本の今年の経済成長率は1.5%水準になると予測。今後の大幅な円安は考えにくく、1ドル130円に達することはないと答えている。
榊原氏は、もし1ドル125円前後を維持できれば日本経済にとって有利となるが、130円まで下落すれば日本経済にとって打撃になるとし、そうなればアメリカも黙ってないだろうと述べる。
日銀の動向に対して榊原氏は、日銀が昨年に緩和したのは、経済成長率が0%近くに留まるなど日本経済がまったくパッとしなかったからであると述べる。しかし現在は経済が回復しつつあり、そのため今年の追加緩和はないと予測している。