幅広く踏み込んだ会談を行った後、中国・ベルギー両国首脳が大勢のビジネス界のリーダーたちが集まった調印式の部屋に入った。
李総理とミシェル首相の立会の下で、相互連結、金融、通信、マイクロエレクトロニクス、教育など12項目にわたる二カ国間協力文書が調印された。
「先ほどの短い時間で180億ユーロを超える両国間協力に関する取り決めが調印された。これは中国とベルギー両国が相互尊重、平等往来の原則に基づき、双方の優位を発揮し、交流を深め、実務協力に努め、ウィンウィン関係の実現に向けた意思を反映したものだ」と、李総理が記者会見で語った。
今回の外遊日程について、李総理は「国内政務が忙しいため、ブリュッセルに滞在する時間がわずか一日だけだが、ミシェル首相との短時間の会談で、双方は国際政治、外交、人権問題、中欧関係、中国・ベルギー間の経済・貿易協力、気候変動への対応、中国・ベルギーによる第三国協力などの分野をめぐって踏み込んだ交流ができた」と話した。