李総理は再び「第三国協力」に触れ、この問題に対する中国側の見方を詳細に説明した。
その中で、「両国が第三国協力の強化で一致している。現在、発展途上国の多くが工業化の初期段階にあり、関連設備と生産ラインが必要だ。中国はすでに工業化の中期段階に入っており、コストパフォーマンスが高くて優位性のある余剰生産能力を有しているほか、ベルギーなどの先進国はすでにポスト工業化段階に入っており、先端技術とハイエンド設備を持っているからだ」と李総理が指摘した。
第三国協力事業の意義について、李総理は「これは発展途上国のインフラ建設面のニーズ順応するものだけでなく、中国設備のグレードアップにプラスとなり、先進国の輸出拡大にもつながり、世界経済の回復を後押しする上でも役割を果たすことができる」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年6月30日