国家重要プロジェクトの建設が着々と推進される中、中国のインフラ投資は1-5月に18.1%増加し、引続き投資全体の伸びを支えた。発改委は、昨年に実施した7つの大規模総合プロジェクトとは別に、「都市軌道交通」など新たな大規模総合プロジェクトを実施する予定だ。
「都市軌道交通」総合プロジェクトの実施で、国民が直接利益を受けられる。現在までのところ、国務院に承認された軌道プロジェクトのある都市が39あり、軌道交通の総延長距離が7300キロを超えている。これまでに、全国22の都市で総延長距離2764キロの軌道交通が開通した。
発改委は2015-2017年に68の都市軌道交通プロジェクトを実施することを検討している。2020年をめどに、北京、上海、広州、深センなどの都市で整備された軌道交通網が形成し、南京、重慶、武漢、成都などの都市で基本的な軌道交通網が出来上がり、南通、石家庄などの都市で軌道交通幹線が完成することを目指している。