4、東部地域の税収増加ペースが全国をリードし、地域間の税収増加ペースの分化が拡大したこと。東部地域の税収が前年同期比9.2%増となる一方、中部・西部地域の増加幅が低く、それぞれ同0.2%減と同3.3%増だった。これは、経済成長の減速圧力がかなり大きい状況の下で、近代製造業と近代サービス業を主とする東部地域の経済構造調整がすでに初歩的な効果が現れていることを意味するものだ。
また、今年上半期の輸出品税還付額が高く、対外貿易拡大の力強い下支えとなった。貿易の安定成長の促進に関する国務院の要求に基づき、税務部門は輸出品税還付管理の規範化に取り組み、税還付手続きの簡素化を図った結果、上半期の全国の輸出品に対する税還付額が前年同期比12.4%増の6565億元となり、貿易の拡大に貢献した。税務部門による輸出品税還付関連の詐欺事件の取り締まりの強化も、貿易環境の改善に寄与した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年7月28日