外資系企業、中国人社員にブランドイメージでアピール
外資系企業、中国人社員にブランドイメージでアピール。 高齢化と出生率の低下により、中国の労働力をめぐる企業の争奪戦が激化している。中国人社員にとって、外資系企業が持つグローバル市場とのつながりは魅力的だった。しかし中国企業のグローバル化が進み、外資系企業の魅力が低下している…
タグ： 外資系 企業 社員 従業員 就職
発信時間： 2015-08-02 09:14:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
高齢化と出生率の低下により、中国の労働力をめぐる企業の争奪戦が激化している。中国人社員にとって、外資系企業が持つグローバル市場とのつながりは魅力的だった。しかし中国企業のグローバル化が進み、外資系企業の魅力が低下している。外資系企業での勤務を希望すると回答した中国の卒業生は、2013年の時点では38％に達していたが、2014年には21％に低下した。香港メディアが伝えた。
中国の大卒者は就職の際に、高給と出世の機会を最も重視している。西側諸国の企業は依然として、企業文化や人間関係を、職場の魅力の最も重要な要素としている。中国の国有企業がグローバル企業よりも魅力的な就職先とされているのは、国が安定した収入と福利厚生を提供できるからだ。
中国の従業員は福利厚生と手当を収入の一部とする習慣を持つ。中国企業の55％は食事代を支給しており、約47％は住宅補助と交通費補助を出している。中国の全業界の賃金が、この数年間で上昇した。2014年に中国の過半数の労働者の賃金が、6−10％上昇した。来年の増給に期待するとした人は70％。外資系企業は、この期待を理解しなければならない。
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