【4】金融支援と管理レベルの向上。
金融統計、決済、通貨発行、国庫管理、信用リスク管理、マネーロンダリング対策、金融消費の権益保護などの業務を安定的に推進。
会議は、次のように下半期の金融政策の方向性を示した。
人民銀は経済成長の「新常態」(ニューノーマル)に主体的に適応し、「穏中求進」(安定を保ちつつ経済成長を促す)基本方針を堅持。経済の安定的な成長を維持し、改革、構造調整、民生改善、リスク防止、全体的な均衡を促す。穏健な金融政策を維持し、マクロ調整の考え方と手法を改善、適度な緩和と引き締めの度合いを一段と重視する。さまざまな金融政策ツールを柔軟に利用し、タイムリーに事前調整・微調整を実施。適度な流動性を維持し、貸出と社会融資規模の合理的な伸びを実現。資金調達コストの引き下げに注力し、重点分野と社会的に弱い分野への金融支援を強化する。人民元為替レートの形成メカニズムを改善し、合理的水準での安定化を促す。金融の改革開放を深化し、金融システムを活性化、運営効率と実体経済支援能力の向上を図る。金融市場のインフラ整備を推進し、金融支援と管理レベルの向上を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月5日