(二)主な内容
・3大戦略目標
3大戦略目標は、「日本を世界のロボットイノベーション拠点にする」「世界一のロボット利活用社会」「世界を見据えたロボット革命」。2020年までの5年間に渡り、政府の制度改革を含むさまざまな政策を最大限に活用し、ロボットの開発と投資を拡大し、1000億円をロボット開発に充てる。
・重要な措置
環境整備を一体的に推進する。「ロボット革命イニシアティブ協議会」を設置し、産学官連携、ユーザーとメーカーのマッチング、関連情報の収集・発信を担当させる。日米災害対応ロボット共同開発等の国際展開を見据えた国際プロジェクト等の企画を立案する。国際標準の戦略的な立案・活用、規制改革提案、データセキュリティ等のルールを制定する。新しいロボット技術の活用を試みる実証実験のための環境を整備し、イノベーション拠点を形成する条件を整える。国内のイノベーションチームと協力し、科学技術イノベーション全体戦略を策定する。
ロボット活用分野の戦略的計画を制定する。製造業、サービス業、医療・介護、インフラ、災害対策、プロジェクト建設、農業などのロボット活用分野における、2020年までの5年間の発展目標を制定し、実行に移す。また娯楽、宇宙事業などの潜在的な活用分野があり、将来的に関連する行動計画を制定する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月20日