今年に入り、広東省の輸出入は厳しい状況に直面している。しかし下半期は好転しそうな気配がある。7月の広東省の対外輸出入総額は5553億2000万元で、1.5%の小幅減少だった。うち輸出額は3490億1000万元で0.2%の増加。輸入額は2063億1000万元で4.4%の減少だった。これは今年、単月で最高値である。
ランキングでみると、現状は浙江省と福建省が2位と3位となっている。浙江省の1~7月の対外貿易総額は1兆1998億6000万元で、増加率はマイナス3.3%。福建省の1~7月の対外貿易総額は5928億4000万元で、増加率はマイナス2.8%だった。1~3位を合わせた増加率はマイナスである。広東省と浙江省は「1兆元クラブ」に入った。上半期の対外貿易輸出入統計では、広東省、江蘇省、上海、浙江省の4省市が「1兆元クラブ」に入っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月26日