エネルギー製造分野での幅広い協力関係も盛ん
中国はエジプトにスエズ・貿易開発区を建設し、すでに30を超える中国企業が参加している。中国企業はこのほか、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、スーダンなどで、天然ガス開発、製油、建材、綿花栽培・加工などで投資協力を行っている。
一方アラブ諸国は、天津や福建省などで石油化学プロジェクトを運営。運営状況は極めてよい。このように中国とアラブ諸国の経済・貿易面での協力は、発展途上国の間のウイン・ウインの協力関係であり、全方位・開放式・包括的な協力関係を築いている。