中国証券報の情報によると、中国本土先物取引会社150社の今年上半期の営業収入、手数料収入、純利益などのいずれも増収に転じた。具体的に見ると、2015年1-6月の先物取引会社の純利益は総額37億600万元で、前年同期の12億4800万元より196.96%増となり、営業収益は同61.51%増の合計126億9300万元、手数料収益は同65.10%増の68万6300元となった。
また、2015年6月現在、中国全土先物取引市場におけるカスタマー・エクイティは前年同期比88.63%増の4227億2600万元、純資本は同10.76%増の497億8400万元、純資産は同21.86%増の676億6300元となった。
目下、中国先物取引会社の収入構成は主に仲介業務収入、資産管理業務収入、利子収入の3大部分からなっている。その基幹収入の1つである仲介業務収入はここ数年の極端な手数料競争による顧客取得で悪循環に陥ったが、昨年下半期以降の金融市場の好調ぶりを受け、それも明らかに増加に転じた。