データによると、上半期の中国先物取引市場における取引出来高と取引高はいずれも増加に転じ、全国の先物代理店の取引高が前期比205.77%増の353兆6800億元、代理店の取引出来高が同62.61%増の16億9600元となった。
「上半期、株式指数先物の取引出来高が大幅に増加し、商品先物の取引出来高が安定さを維持する中で増加し、カスタマー・エクイティの上昇による利子収入も急増したため、そのいずれも先物取引会社の増収に寄与した」。方正中期研究院の王駿院長がそう分析している。
広発期貨の肖成副董事長は、「今年上半期の金融先物取引高の急増は、市場投資家の構造に変化が生じていることも反映している。機関投資家の数が増加し、従来の証券、ファンド会社以外に、プライベート・エクイティ機関や資産管理資金などによる市場参入も活発化しているからだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年8月31日