第9回中米省州観光局長協力発展会議が9日、米カリフォルニア州・ロサンゼルスで開幕した。中米双方は対話を通じ、旅行・観光分野での協力関係を深め、市場規模の拡大を図る。相手国を訪問する旅行者数の記録更新を目標としている。
ボイス・オブ・アメリカ(電子版)が10日付で報じたところによると、会議には中米両国から政府や旅行・観光企業の幹部など200人が参加。両国の観光業を取り巻く問題点などについて踏み込んだ意見交換が行われた。
米国国家旅行局のまとめでは、国別の訪米外国人旅行者数ランキングで中国は足元で4位。昨年に米国を訪れた中国人旅行者は延べ220万人に上り、前年比で10%増。向こう3年以内に、米国にとって中国が最大の観光客源に躍進すると、同局関係者は予想している。