計画によれば、4つの先行プロジェクトが今年か来年に着工の見込み。「京津冀」都市間鉄道網は、「京津塘」線(北京、天津、塘沽)、「京保石」線(北京、保定、石家庄)、「京唐秦」線(北京、唐山、秦皇島)の3大ルートを主軸とする。北京、天津、石家庄の3大都市を中心に「四縦四横一環」を幹線とした都市間鉄道網を形成。そのうち「四縦」は、京石邯線、京霸衡線、津承沧線、環渤海線を、「四横」は、京津塘線、京唐線、津保線、石沧黄線を、「一環」は環北京都市間鉄道を指す。
新規建設される都市間鉄道では、産業移転や「京津冀」エリア一体化発展など、北京の非首都機能の分散化と緊密に関わるプロジェクトが優先的に建設される。先行プロジェクトは、京唐線、京浜線、都市間鉄道連絡線(S6線)、廊涿線など8件で、総延長は約1000キロメートルに上る。
プロジェクトの進展については、京唐線、京浜線が年内に着工、廊涿線、都市間鉄道連絡線も来年に着工する見込みだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月15日