人民元、来月にもSDR構成通貨入りを承認か、通貨バスケット「5つ目の通貨」へ=専門家

人民元、来月にもSDR構成通貨入りを承認か、通貨バスケット「5つ目の通貨」へ=専門家。

タグ: SDR構成通貨 通貨バスケット 人民元

発信時間: 2015-10-16 14:37:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

国際通貨基金(IMF)理事会は計画に基づき、人民元の特別引き出し権(SDR)の構成通貨採用について、11月に正式に議論する予定だ。複数の専門家が取材に応じ、人民元の国際化の進展と中国政府の金融市場改革推進措置を勘案すれば、人民元はSDRの通貨バスケット「5つ目の通貨」となる可能性があるとの見方を示した。

米国のMeg Lundsager前IMF理事は、来月のIMF理事会について、主にIMFスタッフが準備した評価報告を基に議論される見通しだが、人民元の自由化推進に向けた中国政府の措置が主な評価項目になると指摘する。全体として、人民元の国際化の進展を考慮すれば、IMF理事会は人民元のSDR構成通貨入りを承認する可能性があるとしている。

米シンクタンク、ピーターソン国際経済研究所のニコラス・ラーディ(Nicholas R. Lardy)シニアフェローは、IMFが8月に発表した人民元のSDR構成通貨入りに関する初期評価報告で取り上げた課題について、中国は解決に向け全力で取り組んでいると評価。具体的には、◇外貨準備の通貨構成の公開、◇海外の中央銀行、国際金融機関、政府系ファンドへの銀行間債券市場と外国為替市場の開放、◇人民元基準値決定メカニズムの改善、など。

 

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