足元で中国は世界最大のIGBTモジュール消費国となっており、消費量はさらに年間20%のペースで増加。「中国製造2025」発展計画が発表されて以来、「スマート化」と「グリーン化」が工業分野の重要なテーマとなり、スマート制御チップやIGBTなどパワー半導体に対する需要は一層高まっている。
専門家によると、知的財産権を完全に保有する6500V/200Aの高耐圧、高出力IGBTモジュールの自主開発の成功が国内の技術的空白を埋め、中国が世界最高電圧級のIGBTモジュールの設計・製造技術を獲得したことを意味する。技術水準は商用利用のレベルに達しており、高耐圧、高出力IGBTの設計から、製造、パッケージング、応用まで網羅する産業チェーンの構築が大きく前進している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月23日