また同氏は、北京が直面する「都市生活における難題」、つまり交通渋滞問題について、東京の経験を紹介しながらアドバイスした。東京では毎年、地下鉄の輸送量がのべ31億人に上る。これはニューヨークやロンドンのそれを大きく上回る。重要なこととして、東京の地下鉄が最初に採用したのは6車両の列車だったことが挙げられる。
その後は10車両に増え、それに従い輸送能力も大きく向上した。北京の道路や街道はとても広く、地下空間も相対的に大きい。この優位性を十分に利用しながら、なるべく多くの場所で10車両の地下鉄を採用して輸送力を高めるべきだと述べた。
北京の都市建設について助言する海外の友人は青山教授だけに留まらない。日本代表団の1人で、東京メトロの村尾公一氏は中国網の取材に対し、自らの考えを明かしている。