日産「IDSコンセプト」
例えば日産は、人工知能の自動運転機能を備えたコンセプトカー「IDSコンセプト」を出展した。有人運転の際に人工知能が運転者の運転習慣を学習し、無人運転の際にこの習慣を模倣することで、車の持ち主は、自分が運転しているかのような感覚を味わうことができる。無人運転モデルの際にはハンドルがボタン一つで収納され、超大型のディスプレイが運転席の前に出て来る。車体全体に炭素繊維が用いられ、重量が大きく軽減し、電池の連続運転距離は400kmに達する。日産のカルロス・ゴーンCEOは2013年、同社が2020年までに無人運転車を正式に打ち出す計画であることを明らかにしている。