「中所得国の罠」を乗り越えるには方法論も必要だが、明確なタイムスケジュールも欠かせない。
李克強総理は11月24日に行われた中国・中東欧諸国第5回経済貿易フォーラムにおいて、「今後5年間、経済の年平均成長率は6.5%以上を保つ必要がある。これは2020年までに1人あたりGDPが1万2千ドル前後に達することを意味する。世界銀行の基準に照らすと、高所得国の水準に近づき、『中所得国の罠』をほぼ乗り越えることができる。これは、中国近代化のプロセスにおける新たな一里塚となるだろう」と述べた。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年11月30日