また、中国国家電力投資集団傘下の原子力発電子会社、国家核電は南アフリカ原子力公社(NECSA)と『CAP1400(中国の第3世代原発)プロジェクト管理協力協議』に調印。これに基づき、南アフリカ原子力公社は原発プロジェクトの管理者を中国に派遣し、国家核電のCAP1400モデルプロジェクトで現場研修を受けさせる予定。国家核電は南アフリカにCAP1400技術の管理人材を育成する。同協議の調印は、原発分野での両国の協力を深め、CAP1400南アフリカプロジェクトの開発推進につながる。
南アフリカの電力供給量に原発が占める割合は約5%。同国は2030年までに、発電容量が計960万キロワットに上る原発の建設を計画しており、今年から入札を始める予定。南アフリカ大統領は先ごろ、中国、フランス、ロシア、韓国、米国から新プロジェクトの供給業者を選ぶ方針を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月7日