世界銀行が9日に発表した「長く幸せな人生を:東アジア・太平洋地域の高齢化」をタイトルとするリポートで、東アジアにおいて史上で稀に見る速さで高齢化が進み、全体に占める労働者人口が大幅に減少する恐れがあるとの見方を示した。中国だけで2040年までに労働者人口が9000万人減る可能性があるとみている。
ロシア衛星ネットワークが9付で伝えたところによると、東アジアで高齢化の進行が史上で稀に見る速さだ。わずか二、三十年の間、65才以上の高齢者が地域の総人口に占める割合は7%から14%に上昇。東アジアで2015~34年にわたり、65才以上の高齢者は5年ごとに22%増加すると予想している。