中国の発展は、世界の方向を示す。米ニュースサイト「The World Post」は、「中国経済の今後の発展の方向は、地球上のすべての人に対して潜在的な影響力を持つ」としたほどだ。英国、フランス、ドイツなどの国が18、19世紀に台頭したが、その人口規模が1000万人クラスだった。20世紀に米国や日本などの国が台頭したが、人口が億単位だった。21世紀に中国も台頭した。その人口規模は10億単位に達し、過去に台頭した大国の人口の合計を上回っている。英国人作家のジョナサン・ワッツ氏は著書「10億人の中国人が一斉にジャンプしたら」の中で、中国の不可思議な発展の道について論述した際に、「ジャンプした中国は人類を救うだろうか、それとも地球を軌道から外れさせるだろうか」という疑問を発した。確かに、これほど巨大な規模を持つ中国がどのような発展方法を選ぶかは、世界に対して重大な影響を及ぼす。
歴史という脚本に、人類の永続的な発展という新たな章を書き続けるには、どうするべきだろうか?習近平国家主席は9月に開かれた国連開発サミットで、「公平的・開放的・全面的・革新的な発展の道を共に歩み続けるべきだ」と提唱した。1カ月後に開かれた五中全会は、「革新的発展、調和的発展、グリーンな発展、開放的発展、共有による発展を堅持する」と宣言した。これは中国が手にした未来の発展に関する発言権であり、世界に「中国のプラン」を示した
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月18日