人民銀アンケート調査、住民の52%は「不動産価格が高すぎる」  

人民銀アンケート調査、住民の52%は「不動産価格が高すぎる」  。

タグ: 人民銀 不動産価格

発信時間: 2015-12-25 15:59:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国人民銀行(中央銀行)は24日、『2015年第4四半期全国都市部預金者アンケート調査報告書』を発表した。「向こう3カ月以内に住宅を購入する意向がある」と答えた住民は全体の14.7%を占め、前四半期に比べ0.9ポイント上昇。これを踏まえ、15年に政府が講じた一連の不動産市場刺激策が奏功しているとの見方が浮上している。  

中原地産の張大偉・チーフアナリストは、不動産価格が全体的に高水準で推移していることが調査結果に表れたと指摘。第3四半期の調査で、「不動産価格が上昇する」と答えた住民が18.7%だったが、第4四半期にその割合は18.4%に低下。一方、不動産を購入する意向がある住民の割合は上昇している。こうした結果から、15年の不動産市場刺激策を受け、一部の都市で不動産の購入需要が拡大したと受け止められると指摘した。  

張大偉氏によると、足元の市場基盤から、全国で不動産市場の先行きに明暗が分かれている状況が明らかになっている。一線・二線都市は追加の刺激策を講じなくても活気にあふれ、深センなどの一線都市はすでに過熱。一方で、三線・四線都市は低迷に陥っている。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月25日

 

 

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