▽予想3:共有経済が新たな成長源に
共有経済とは何か。わかりやすくいえば、人々がソーシャルネットワーキングプラットフォームを通じて、各自がもつ遊休資源を需要がある別の人に提供して消費活動を行うことだ。
16年は共有経済がより多くの産業で発展し、より多くの分野に拡大することが予想される。外食・テイクアウト分野では、家に帰って食事するといった「おうちグルメ」の共有モデルがより一般化し、利用されていないキッチン資源が活性化される。宅配・物流分野では、人人快逓などの自由配達を取り入れた物流モデルがさらに発展し、時間とエネルギーのある人が臨時の配達員になることができる。また家事サービス、教育、研修、リース、医療、広告クリエイティブ、中古品取引などの産業でも、共有経済モデルの商品やサービスがより多く登場する見込みだ。