▽予想7:「インターネットプラス」が重点として飛躍
16年を見通すと、「インターネットプラス」という新語が主旋律になり、いくつかの重点分野でさらなる飛躍と発展を遂げることが予想される。
「インターネット+製造」はエンジン全開だ。製品のパーソナル化、オーダーメードの量産化、プロセスのバーチャル化、工場のスマート化、物流のインテリジェント化などが、新たなホットポイントになり、新たな潮流になることが予想される。
「インターネット+農業」の生態圏が徐々に形成される。モノのインターネットやビッグデータといった先端情報技術が伝統的な農業に入り込み、生産、加工から販売に至る農産品の全産業チェーンに「化学反応」が起こり、農業インターネット生態圏が一歩一歩形作られていくとみられる。
「インターネット+教育」では業界の再編成が起きる。オンライン教育産業が急速発展期に入り、いつでも、何でも、どこでも質の高い教育資源を享受できるようになる。
「インターネット+文化」は起業やイノベーションの活力をかき立てる。文化分野の産業チェーンが完成し、クラウドファンディングなどの文化と金融との協力モデルの刷新がより一般的になり、メーカーカルチャーやクリエイティブ経済が発展の好機を迎える。
「インターネット+家電」の波が起こる。スマートホームが加速的に進展し、コンセプトから現実のものになる。