▽予想5:「2微1端」から「3微1端」へ
これまでの「微博」(ウェイボー)、「微信」(WeChat)、ユーザー端末で構成された「2微1端」の局面が「3微1端」に変化するとみられる。
過去1年間、4Gネットワークの急速な発展にともない、モバイルスマート端末によるソーシャルネットワーキングアプリケーションに依拠したマイクロビデオサービス(微視頻)が大流行し、数々の注目を集めた事件の背後にその存在が垣間見えるようになった。天津港の爆発事件や「9・3」の閲兵式などでは、小粒でピリリとしたマイクロビデオがソーシャルネットワーキングメディアに登場し、多彩な視点で極めて強い臨場感や衝撃をもたらし、世論の方向性や情報の伝達モデルに影響を及ぼした。
16年はマイクロビデオサービスがモバイルインターネットの重要な入口となり、ユーザーの数や伝達力がさらに大きく向上し、ソーシャルネットワーキングメディアの局面が塗り替えられる可能性がある。